先輩の声

Voice

心臓・血管外科

レジデント3年目 松岡 大貴

外科に進むにはハードなスケジュールに耐える必要があると思われがちではあるが、ここ最近はそうではなく、プライベートと仕事とはっきり分かれつつあります。
当院では、しっかりメリハリをつけた研修ができると考えております。仕事面に関しては上級医の考え方や判断を見て、学び、少しづつ自分の糧にしていくといったことを繰り返していきます。いずれ自分が執刀医として、問題なくできるよう自己研鑽していきます。外科専門医を取得する際に必要なのは各分野の症例数と執刀数。各分野の症例数は問題なく取得でき、なおかつ執刀に関しても何不自由なく取得できると思います。プライベートでは、オフの日もしっかり取れるため、しっかりとした休息をとれます。こういった公私両立できるのは魅力のある点だと思います。一緒に当院で働きましょう!

レジデント 大久保 翔平

獨協医科大学病院、心臓・血管外科に興味を持っていただきありがとうございます。レジデントの大久保翔平です。私は獨協医科大学を卒業後、沖縄県立南部医療センター・こども医療センターで初期研修を経て、2023年に本講座に入局いたしました。ここでは少し当科の紹介をさせていただきます。
当科は平日においてはほぼ毎日開心術があり、週3日はTAVIやステントグラフト、血管症例を並列で行っています。心臓領域においてはロボット手術やMICS、VAD治療も積極的に行っており、移植以外のすべての成人心臓・血管領域の研鑽ができます。血管外科領域においては、distal bypassやNAJUTAやRIBS TEVARなど最先端の治療法を取り入れています。そのため心臓と血管外科の両方が治療できるHybrid Surgeonを目指す方の期待に応えられることと思います。
また当院は大学病院であるため研究にも力を注いでいることから、研究と臨床のHybrid Surgeonも目指すことができます。海外の学会への参加や、海外の病院で研鑽を積むことも可能なので、将来的には海外での活躍を目指すことも可能です。私自身、今年はVienaで開催されたヨーロッパ胸部外科学会に参加させていただき、多くの学びを得ることができました。また今年は台湾での研修から帰国された先生が当院で術者として活躍されています。
当科では教育・若手指導にも力いれており、Animal Training、Wet Labo、Cadaver Surgical Trainingなどを頻繁に開催しています。心臓・血管外科というと、若手はなかなか執刀の機会に恵まれないイメージがあるかと思いますが、当科はそのようなことはありません。当科は安全な範囲で執刀できる手術は若手に任せるという流れがあり、若手の頃から開心術、ステントグラフト、末梢血管すべての執刀機会に恵まれております。もちろん大切な患者様のお体で練習されては困りますので自主トレーニングなどの研鑽は必須ですが、院内スタッフも豊富にいますので初めての手技はマンツーマンでベテランの上級医が熱心に指導してくださいます。このように手厚い教育体制、チャンスに恵まれた環境の中で働けることで、他病院の若手医師たちと比較しても早いスピードで心臓血管外科医として日々成長できていると実感しています。
また心臓・血管外科といえば「激務」「つらい」というイメージがありますが、当科は働き方改革に力入れています。チーム医療で個人の負担軽減を図り、「土日はon call体制」「有給消化」「当直対応の翌日は早期帰宅」「育休歓迎」等を掲げています。メリハリのある労働環境のおかげで、自己研鑽やリフレッシュの時間も確保できています。
当科は和気あいあいとした雰囲気の中、高度な最先端医療、研究を行っております。このような良い医局を存続していくためには医局を支える医局員の力が不可欠です。ぜひ獨協医科大学 心臓・血管外科に入局して一緒に当科を盛り上げ共に成長していきましょう。

上部消化管外科

レジデント1年目 出口 遂己

入局を決めたきっかけ

大学の時から外科学に興味を持っていましたが、上部消化管外科主催のウェットラボに参加し手術手技の楽しさを実感しました。自身の体力や精神力に不安を抱いていましたが、臨床研修医として研修させていただいた際に先生方が親身に向き合ってくださり、チームの一員として働きたいと感じました。
人生で『食』が果たす役割は多く、消化器外科医として医療を提供したいと決意しました。

入局してみて

診療業務や手術助手など慣れていないことも多く、とても忙しい日々を過ごしていますが、上部消化管外科の先生方にサポートしていただいております。学ぶことも多くあり、とても充実しています。

今後に向けて

外科医として学び始めたばかりですが、毎日の経験から多くのことを吸収しながら自分の手技で安全な医療を提供できるように精進していきたいと思っています。

肝・胆・膵外科

レジデント 仁木 まい子

私は2020年に肝胆膵外科に入局し1年間肝胆膵外科を経験した後、4年目で他科研修、5年目で院外派遣、6年目で外科専門医試験を受験しました。肝胆膵外科入局後は、緊急手術を初めとした手術手技の向上、症例数の獲得には全く困らずに外科専門医を取得出来ました。
また院外派遣では県内有数の症例数を誇る病院へ派遣させてもらい、救急外来や病棟管理を任される中でたくさんの知識と知恵を手に入れることが出来ました。現在は大学院卒業に向けて主論文の作成を進めているところです。肝胆膵外科に入局すると同時進行で多数の事柄を進められるため、早い段階での学位取得、専門医取得ができると思います。
また、オンオフをしっかり区別できる環境、関係であるので、皆さんが想像するような過酷な労働環境では決してないと断言できます。ぜひ一緒に獨協の外科を盛り上げましょう!

呼吸器外科

レジデント 髙橋 淳博

私が呼吸器外科を選ぶうえで1番大切にしたのは症例の豊富さです。
内科的に治療が難しくなった人や困難な手術症例、移植手術など大変な場面に直面した時に逃げずにしっかりと向き合う呼吸器外科医になるため、多種多様な症例を多く扱う当科はベストな選択だったと考えています。

小児外科

レジデント1年目 入江 澄子

学生時代から外科に興味があり初期研修の際にローテートさせて頂いた小児外科で、子ども診療ならではのやりがいに魅力を感じ、今年度から小児外科志望専攻医として上部消化管外科へ入局しました。
現在はまず外科専門医を目指し研鑽の日々です。手術・外来・病棟管理・検査手技と覚えることはたくさんありますが、丁寧な指導体制のおかげで少しずつ自身の成長を感じることができています。初期研修医の時よりも責任が大きくなり、業務の中で日々生まれる疑問点や悩みなどもありますが、レジデントの先輩方や指導医の先生方も優しく相談に乗ってくださり安心して働くことができています。
また、上部消化管外科にはない症例も経験するために外科他科診療科のローテートもさせて頂いています。他科の先生方もとても親身にご指導してくださり、症例経験というだけではなく日々の診療に活きる学びが得られる貴重な機会になっています。
将来的には低侵襲で患者さんと家族に寄り添った治療のできる小児外科医を目指していきたいと考えています。専攻医生活は始まったばかりで、そのために必要な経験や勉強はまだまだたくさんありますが着実に取り組んでいきたいと思います。

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